オフィスビルをリノベーションした、こだわりのカフェ

1960年台に竣工された錢屋本舗本館。事務所兼倉庫兼住居の自社ビルでしたが、街に開かれた複合テナントビルにリノベーションされました。その1階のロビーカフェとして、錢屋カフヱはあります。私たちは、その1階のカフェの店舗設計を担当させて頂きました。昼間は近隣や3階の賃貸オフィスの方のランチや打合せ場所として、夜は1階の飲食テナントのアフターのBARとして、様々なシーンに対応した空間としました。NewYorkの地下鉄の駅と同じタイルで仕上げたオープンキッチンのカウンター、ヨーロッパの工場で使われていた工業用ペンダント、無垢材のビッグテーブル、アンティークソファー、船舶旅行用トランクを改造したローテーブル、空間を構成する要素それぞれは、素材・ディテールにこだわりデザインしました。そして、マッキントッシュの真空管アンプ・JBLのスピーカーが奏でるBGMは、アナログの暖かさを空間に満たし、今にないダンディズムを感じさせてくれます。50年以上佇む存在感ある建物の中に、これらを溶け込ませることにより、リノベーションならではの魅力をより引き出せたのではないかと思います。

錢屋カフヱー
大阪市天王寺区石ヶ辻町14-6 錢屋本舗本館103
TEL:06-6770-5770
営業時間 平日:12:00~23:00
土日祝:12:00〜18:00

クライアント:錢屋本舗

床面積:76.6㎡(うちカフェ45.9㎡、厨房17.6㎡)
客席数:22席
Photo:山田誠良

施工:岩見創工

協力
照明計画:MAXRAY 伊藤賢二
厨房計画:タニコー
(敬称略)

設計:JA laboratory 東潤一郎 椎野永稔

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